東日本旅客鉄道株式会社大宮支社(以下JR東日本大宮支社)と株式会社UsideU(ユーサイドユー)(以下UsideU)は、2021年3月29日より約1年間、大宮駅改札口にて、埼玉県内初となるUsideUの遠隔接客クラウドTimeRepを活用したアバターによる遠隔案内の実証実験を行います。
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概要
JR東日本大宮支社では、改札口における一部の改札業務について、AIやIoTを活用した遠隔案内の実現性を検討しています。
今回、大宮駅において、改札口でのお問い合わせの4割を占める「周辺地理・鉄道・バス等のご案内」を中心に、UsideUが提供する遠隔接客クラウドTimeRepを活用したアバターによる遠隔案内の実証実験を2021年3月29日より約1年間実施します。
この実証実験で得られた知見を活かし、きめ細やかなご案内やサービスを提供し、より魅力ある駅づくりを目指します。
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実証実験の内容
(1)実施期間
2021年3月29日(月)~ 約1年間
※基本稼働時間:10時00分~16時00分(予告なく稼働時間を変更する場合があります)
(2)実施箇所
大宮駅中央改札(北)
※実証実験期間中に設置する改札口を順次変更する予定です。
(3)実施内容
大宮駅中央改札(北)の改札内、改札外に1台ずつ設置する専用モニターにてご質問いただくと、大宮駅構内にいる大宮駅社員がアバターを通して「周辺地理・鉄道・バス等」のご案内を行います。このほか、改札口周辺でお困りのお客さまに対し、大宮駅社員から声かけも行う予定です。
実証実験中は、ヒトとAIの協働によるバージョンアップを随時行うほか、設置場所を変えながら、周辺環境を含めた評価を行います。