LINEとの連携によりメッセージマーケティング、オンラインでの専門スタッフによる接客、商品購入、アフターケアまでをチャネルを横断することなくワンストップで実現
こちらの記事では、TimeRepの新たな機能「LINE連携」のオンライン接客における活用方法について解説いたします。
LINE連携について
コミュニケーションアプリ「LINE」は、国内のMAUは9,600万人以上(2023年12月時点)で、日本の人口の約8割をカバーする、幅広い世代で利用されているコミュニケーションアプリです。
LINEとTimeRepを連携させることで、LINEアプリ上でオンライン接客を手軽に提供できるようになるとともに、LINE上でのメッセージ配信によるマーケティング、オンラインでの専門スタッフによる接客、商品購入、アフターケアまでをチャネルを横断することなくワンストップで実現できるようになります。
2024年2月のリリースにおいては、「TimeRepアクセス時のLINEのユーザーID取得」が実装されました。
「LINE ユーザーID連携」について
概要
ユーザーが同意した場合に限り、LINEアプリ内でTimeRepを利用することで、LINEのユーザーIDを取得し、TimeRepの各種履歴データを紐つけて管理することができるようになります。
取得したLINEのユーザーのIDについては弊社で管理を行いますが、TimeRep導入企業様に権利が帰属しますので、必要なタイミングで取得しマーケティング等の活動でご活用いただけるものになります。
※ユーザーの許諾が必須となります。
LINE上で通話を行った場合は、通話履歴上にLINEアイコンが表示されます。
通話履歴をCSVダウンロードするとLINEのユーザーIDがデータとして出力されるため、LINE公式アカウントツールや、関連マーケティングツールへの入力情報として活用可能です。
これにより、通話終了後もユーザーとの接点が途切れず繋がり続けることが可能となるため、メッセージ送信による後続マーケティングが可能となります。
活用イメージ
顧客との対話で取得した情報(接客内容)を活用し、ユーザーごとにパーソナライズされたセグメントメッセージ配信
【配信例】
・接客履歴に基づいたクーポンメッセージを配信
・ご案内商品の在庫情報や価格変更通知
・過去の接客情報に基づいたレコメンド配信
など
LINEとTimeRepを連携するメリット
ユーザー(お客様)視点でのメリット
・慣れ親しんだLINEアプリ上で、安心してオンライン接客が利用できる
・LINE以外のアプリのダウンロードや事前のアカウント設定などが不要のため、非常に手軽に利用できる
導入企業視点でのメリット
・幅広い世代が利用するLINEアプリ上でオンライン接客サービスを提供することにより、ユーザーも利用促進が期待できる
・通話終了後もユーザーとつながり続けることで、メッセージ送信による後続マーケティングが可能となる
・接客履歴とLINEのユーザーIDを紐づけし、ユーザーごとの接客データを蓄積することで、より顧客に適切なアプローチができ、顧客エンゲージメントを向上させることができる
設定方法
TimeRepとLINEを連携するためには、下図のようにLINEヤフー社が提供するLINE Developers等の外部での設定が必要となります。
既にLINEミニアプリ等をご利用しており、作成済みのプロバイダー情報やLINE公式アカウントをお持ちの場合は、新規に作成する必要はございません。
詳しい設定方法やご不明点については、サポートサイトや担当営業にお問合せください。
参考URL: LINE Front-end Framework (LIFF)
LINE連携機能の今後の展望
メッセージ連携
TimeRep通話画面内から直接お客様のLINEアカウントへメッセージを送信することが可能となります。紹介商品のURLや接客内容など、接客時の履歴を残すことができます。
セグメント連携
TimeRepで管理されるアクセス履歴や接客履歴といった情報をタグでセグメントすることで、通話終了後も、お客様のLINEアカウントに対して接客履歴に基づいたパーソナライズなマーケティングが可能となります。
今後は、LINEミニアプリや外部MAツール・API連携ソリューション等との連携を強化し、シームレスなシステム間連携によりデジタルマーケティング基盤としての機能拡充を予定しております。
導入企業様の商品データベースや顧客データ、購買データとの連携を実現していくことで、お客様のニーズに沿ったパーソナライズな提案ができるリモート接客を実現し、顧客体験の向上を目指していきたいと考えております。