今回の記事におきましては、不動産業界におけるTimeRepの導入事例をご紹介いたします。
目次
リモート接客の導入背景と課題
これまでの不動産探しは、お客様が店舗を巡り、物件を吟味することが一般的でした。近年はインターネットやスマートフォンを活用し、物件を探すことが主流になってきました。時間をかけずに物件の情報を収集したり、場所にとらわれずに内見ができるサービスが求められるなど、お客様のニーズは変化しています。不動産業界では、業務効率化をしつつ、お客様の利便性の向上ができるサービスが求められています。
今回は、2つのユースケースをご紹介いたします。
【ケース①賃貸店舗と売買店舗が異なる場合の業務効率化】
TimeRepのリモート接客導入の決め手
お客様は、電話やインターネットで事前予約の上、来店される方が大半を占めますが、直接店舗に立ち寄られる方も少なくありません。また、賃貸業務と売買業務を別店舗で行っている場合、賃貸業務を行っていない店舗へ賃貸のご相談でお客様が来店されるような場合もあります。その場合、店頭での対応ができないため、お客様サービスの向上を図るために、TimeRepによるリモート接客対応を実施することにしました。
TimeRepのリモート接客の活用方法と導入効果
売買仲介店舗にTimeRepのリモート接客を設置し、来店されたお客様の賃貸相談に、近くの賃貸店舗の担当者がTimeRepを活用してリモート接客で初期対応を実施したり、投資用として購入されるお客様向けにその場で賃料査定等のご説明ができるなど、売買・賃貸のワンストップサービスが実現しています。このような形で、他拠点のスタッフを多拠点に配置することにより、人的リソースの有効活用及び対応件数の増加にもつながっています。
【ケース②スマートロックxTimeRepによる無人内覧】
TimeRepのリモート接客導入の決め手
新型コロナウイルスなどの感染対策による非対面形式、また、賃貸仲介会社と時間を合わせなくても仕事の合間などの空き時間を使って効率的に見学したいというニーズが高まっています。TimeRepだけではなく、スマートロックを活用することで、いつでもどこでも、不動産会社のスタッフのスケジュールに関わらず、接客ができることが決め手となりました。
TimeRepのリモート接客の活用方法と導入効果
スマートロックと組み合わせることで、お客様はインターネットから物件見学を予約し、パスワードを入力してドアを解錠することが可能になります。また、室内にTimeRepを設置し、そこから間取りや賃料などの基本的な情報を調べたり、アバターのスタッフに話しかけると、連動しているコールセンターが回答します。これにより、お客様は仕事の合間などの空いた時間で物件を見学が出来るようになるなど、物件見学を効率化するとともに、スタッフの対応の効率化を図ることが可能になります。