今回の記事におきましては、自治体におけるTimeRepの導入事例をご紹介いたします。
導入背景と課題
自治体においては、お客様への対面の対応を重視することによって、安心・安全な生活を実現してきました。しかしながら、コロナ禍において、職員の業務範囲は広がる一方で、人員が不足している状況です。また、アナログ文化が根付いており、多くの業務が紙ベースで行われています。自治体では、お客様の利便性を損ねずに円滑な行政サービスの提供を実現する体制を構築することが求められています。
TimeRep導入の決め手
よりお客様に寄り添った形での案内サービスの必要性が高まってきたことから、混雑解消や非対面サポートの拡充を目的として、TimeRepを活用したアバター遠隔接客によるマイナンバーカードやマイナポイントのオンラインサポートを開始しました。TimeRepによる非対面・非接触による安心安全な接客の提供と遠隔接客による高い接客効率の実現を目指していきます。
TimeRepの活用方法
現在、複数の役所にTimeRepを導入いただいています。お客様の問い合わせ内容や申請に必要な持ち物の確認を、アバター遠隔スタッフがお客様のスマホ及びブースのPC上にて申請をサポートしています。
TimeRepの効果
非対面・非接触による安心安全な接客の提供と遠隔接客による高い接客効率の実現ができています。現地有人を4人から3人とする一方で、遠隔スタッフ2名で対応することで、役所のスタッフ不足にも対応しています。これらにより、住民の利便性を向上させるだけでなく、業務効率化を図り、行政サービスの更なる向上に繋げることが期待されています。
今後の活用
将来的に、市民の方が自宅に居ながら、各種WEB申請をする際のオンラインサポートの可能性を探っています。地域情報やデータの管理・活用がしやすくなることにより、地域に関する問題解決を実現し、住民の生活をより良くします。